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妊活

妊活に鍼灸を取り入れる意味とは?

皆さん、こんにちは。

凛プロの妊活担当の勝田です。

妊活で鍼灸院に来られる方から、

「鍼灸をすると妊娠しやすくなりますか?」

と聞かれることがあります。

もちろん、妊娠を希望して来院されている以上、結果を期待されるのは当然です。

ただ私は、妊活に鍼灸を取り入れる意味は、妊娠するためだけではないと考えています。


妊活は、思っている以上に疲れます

妊活中の方からよく聞く症状のひとつが「冷え」です。

そのため、妊活の鍼灸というと「身体を温める治療」をイメージされる方も多いと思います。

もちろん、冷えが強ければお灸を使うこともあります。

でも、実際に身体を診ていて、それ以上に感じるのが妊活そのものによる疲れです。

婦人科への通院、検査、薬、採卵、胚移植、そして結果を待つ時間。

仕事や日常生活を送りながら、それを何か月、何年と続けている方もいます。

私はよく、

「ずっと全力疾走して、息切れしていませんか?」

とお話しします。

見た目には元気そうでも、東洋医学の脉診では驚くほど弱々しい脉になっている方もおられます。

頑張ることに慣れすぎて、ご自身でも疲れに気づいていないのかもしれません。

そんなときは「もっと頑張る」のではなく、

「ここでは少し身体を休ませましょう」

と考えます。


特別な身体をつくるのではなく、元気な身体へ

妊活だからといって、特別な治療ばかりをしているわけではありません。

私が目指しているのは、

よく眠れる。
食事がおいしい。
便通がいい。
冷えが少ない。
肩こりや腰痛が少ない。
朝起きたときに疲れが残っていない。

そして、

「最近、元気です」

と言ってもらえる状態をできるだけ保つことです。

妊活中だからといって、身体は子宮や卵巣だけでできているわけではありません。

その方が抱えている不調をひとつずつ整え、日常生活を元気に送れる身体を目指していく。

それが私の考える妊活の鍼灸です。


婦人科の治療を、後ろから支える

私は、西洋医学と東洋医学を競わせる必要はないと思っています。

妊活で来院される方には、婦人科でどのような治療を受けているのかも確認します。

婦人科の代わりに鍼灸をするのではなく、

婦人科での治療を、少し後ろから支える。

少しでも疲労を減らし、体調を整えた状態で次の治療に向かえるようにする。

それが鍼灸の役割のひとつだと考えています。


身体を診てもらいながら、話ができる場所

鍼灸院では、基本的にマンツーマンで治療をしています。

婦人科では聞けなかったこと。
治療を続けることへの不安。
仕事との両立。
パートナーとのこと。

身体を診ながら、いろいろな話をします。

医学的な判断は婦人科の先生にしかできません。

でも、

「自分は今、何に悩んでいるのか」

「本当はどうしたいのか」

を一緒に整理することはできます。

妊活という長い時間の中で、毎回同じ人に身体を診てもらい、話せる場所がある。

それも鍼灸院を利用する意味のひとつだと思っています。


「もっと頑張る」ではなく、「少し休む」

鍼灸を受ければ必ず妊娠できる、とは言えません。

できないこともあります。

それでも、

疲れている身体を休ませる。
冷えている身体を温める。
不眠や肩こり、腰痛などを整える。
気持ちを整理する時間をつくる。

そうしたお手伝いはできます。

妊活をしている方は、すでに十分頑張っていることが多いです。

だからこそ、

「もっと頑張らなければ」ではなく、
「少し自分の元気を取り戻そう」

と思える時間があってもいいのではないでしょうか。

妊活の主役は鍼灸ではありません。

主役は、妊活に向き合っているご本人です。

その方が少しでも元気な状態で次の一歩へ進めるように。

その選択肢のひとつとして、鍼灸があることを知っていただければと思っています。

 

 

妊活担当 勝田泰典

けいらく鍼灸院泰楽

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